大相撲の元小結双津竜で、引退後は時津風親方として後進を指導した山本順一さんが死去していたことが、昨日分かった。
64歳だった。
肺がんなどのため東京都内の病院に入院していた。
葬儀は家族のみで行う予定。
北海道室蘭市出身の山本さんは、1963年に初土俵を踏み、72年春場所で新入幕。
82年の引退後は親方となり、2002年に時津風部屋を継承した。
07年に部屋の力士が暴行を受けて死亡する事件があり、師匠の山本さんもこれに加わったと判断され、相撲協会を解雇された。
翌年2月には傷害致死容疑で逮捕され、11年に同罪で懲役5年の実刑判決が確定した。
直接の原因かは別として、福島原発の放射能が関わったとみて間違いあるまい。