厚生労働省などは昨日、東京都の20代男性と埼玉県の20代女性が、国内でデング熱に感染したことが新たに確認されたと発表した。
27日にも同県の別の女性が約70年ぶりに国内感染したことが確認されているが、3人は都内の同じ学校に通っているという。
厚労省などによると、3人には海外渡航歴がない。
いずれも東京・代々木公園(渋谷区)に行っており、同公園でウイルスを持つ蚊に刺されて感染したとみられる。
同省の担当者は「ウイルスを持った蚊の寿命は短く、既に死んでいるはず。代々木公園に行った人も、症状が出ていなければ心配する必要はない」と話している。
都は念のため昨日、同公園の一部で蚊の駆除を行った。
3人は18~24日に発症し、医療機関を受診。
国立感染症研究所の検査で、同じ型のデングウイルスが検出された。
都によると、今月初旬~中旬ごろ、感染した3人を含む同じ学校の学生34人が、代々木公園で週3回ほどダンスの練習をしていた。
3人の他に感染が疑われる学生はいないという。
いよいよ熱帯性の病気を心配せにゃいけん時代になったのう。
潜在的にまだウイルスを持った蚊はおるはず。
人が多い場所は、どんな原因でどうなっとるかわからんけえ、気いつけにゃいけんね。