六崎太朗の0ヘルツ波動

波動強化人間としての波動パワーを駆使したあれこれ、健康や農業などいろいろ応用可能です。

いずれ作ってみたい、ばあちゃんのサツマイモの飴。

インフラが寸断された時に、物資が途絶えた時に備えて、代用食品を考えるようになった。

穀物やイモは当然必要になるんじゃけど、甘いもんとしょっぱいもんも重要なウエイトを占める。

しょっぱいもんは海水でなんとかなるとして、甘いもんで保存の効くもんがあると心強い。

甘いもんは即エネルギーになり、特に思考力になる大脳の働きに欠かせない。

そこで思い出したのが、ばあちゃんがサツマイモを煮詰めて作った飴なんよ。

戦後の食糧難の時、祖母は行商をしながら生活を支えた。

実家から農作物を仕入れ、売り歩いた。

しかし、そのまま売ったもんもあれば、加工して売ったもんもある。

その加工して売ったもんの中にサツマイモの飴があった。

サツマイモを蒸かして、それを布でぎゅ~っとこして、それを煮詰めて熱いうちに長く伸ばして、適当な長さに切り分ける。

この切り分ける時に、はじっこの売りもんにならん部分を母ゾロたち兄弟は食べとったらしい。

ばあちゃんはベータ人でパワーや行動力がハンパなく、頭の回転もよかった。

考え方も合理的かつ進歩的で、猛獣か猛禽類が子供を守る姿そのままに、働き通した。

私もその巨大な翼に守ってもらいながら育った感じがする。

ばあちゃんがおればなんとかなるって思えるほど頼もしかった。

困った時にどうしたらええかって聞いて、ばあちゃんが大丈夫って言うたことはいつも安心した。

特撮ヒーローでアクマイザー3が敵の幹部を倒すのと引き替えにやられてしまった時、不安に感じた私は思わず聞いた。

ばあちゃん、アクマイザー3やられちゃったよ、明日から大丈夫かな?

ばあちゃんは一言、大丈夫だ!

それを聞いて、ああよかったって安心しました。

ばあちゃんには、子供心に学ぶもんが多かった。

丸太のような太い足、山のような感じで、茂っとるいう感じがした。

あれで悪人だったらと思うと、そら恐ろしくなる。

肉親の中では誇れる人じゃったのう。

今、同年代で生きておれば、どんだけ心強いことか。

あのサバイバル精神、創意工夫には頭が下がります。

ちょっと時間ある時に、サツマイモから飴作ってみようかな。

どんな加減でやるのか、まあこれも経験です。