東京都は昨日、葛西臨海水族園(江戸川区、田畑直樹園長)の大水槽で展示しているクロマグロなど3種が、昨年12月から相次いで死んでいると発表した。
同園は1989年のオープンからクロマグロの群泳が人気だが、こうした事態は初めてという。
都によると、昨年12月上旬から大水槽で展示しているハガツオとスマで目立ち始め、下旬から、より大型のクロマグロでも増加している。
水槽内で急に泳ぐ速度を上げ突進するなど異常な動きをする個体もいるといい、昨年12月20日から昨日朝までにクロマグロ39匹、スマ45匹、ハガツオ15匹が死んだ。
大水槽では通常、百数十匹を飼育しているが、昨日現在の飼育数は3種で計30匹となっている。
これまで通り飼育してきてこんなことになるとは、今までにない原因があると思う。
ここ最近の異変としては福島原発事故があり、放射能が生体濃縮されておかしくなったとも考えられる。
ともあれ原因究明が待たれるところ。