昨日の東京株式市場では買いが先行し、日経平均株価が一時、前日比2万0006円00銭に上昇した。
取引時間中としては、ITバブル期の2000年4月以来15年ぶりに、2万円台を付けた。
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日米欧の金融緩和でカネ余り状態が長期化し、15年度の日本企業の収益拡大に対する期待感も高まっていることから、株高基調が鮮明になっている。
昨日は前日の米国株高や為替の円安・ドル高などから買いが強まり、小売業や情報通信などの内需銘柄を中心に値上がりした。
市場関係者からは「海外投資ファンドの資金が流入した」(銀行系証券)との指摘が聞かれた。
ただ、日経平均が2万円を上回った後は、当面の利益を確保するための売りが優勢だった。
終値は30円09銭安の1万9907円63銭と、4日ぶりに下落した。
株式市場では、企業の業績改善や日銀による追加金融緩和への期待感が強いほか、公的年金による株式投資の拡大などで、株価が上昇しやすい状況が続いている。
今春闘で賃上げの動きが広がる中、「株高が企業の設備投資の呼び水となれば、さらに株価が上昇する」(インターネット証券)と、先高観測が強まっている。
この過熱感てどうなん?
実態経済はリーマンショックの時とあんまり変わっとらんはずなんよ。
なんだかねぇ。