東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島各県の公立小中学校114校のうち、半数近くの51校が仮設校舎。
震災から5年を迎える中、被災校の子供の3割に当たる約3300人が仮設で学び、福島を中心に21校は復旧の見通しが立たない。
児童生徒数の減少で、2学年を1クラスとする複式学級を編制する学校もあり、教育環境の整備は遅れている。
津波や東京電力福島第1原発事故で被災した42市町村の教育委員会にアンケート調査を行った。
114校は沿岸部を中心とした3県の28市町村にあり、浸水や避難指示区域内などの理由で校舎が使えなくなった。
統廃合により、2015年時点で107校に減少。
統廃合や校舎復旧により50校が自前の校舎で授業を再開。
仮設校舎のうちプレハブが28校、他校や廃校舎などの間借りは23校。
第1原発に近い福島県浪江町の6校が休校。
校舎の再建が決まったのは36校で、16年度に10校、17年度に24校、18年度に2校が復旧予定。
仙台市の小学校1校が3月末で閉校。
岩手県釜石市では、財源や建築資材の不足が響き、3校で鉄筋コンクリートから木造に設計変更を余儀なくされ、建設が滞っている。
17年度の完成を目指すが、市教委担当者は「住民の多くが待てないと内陸部へ転居した」と焦りの色を隠せない。
宮城県名取市では、他校に間借りしている閖上小、中学校を地域の防災拠点に移設し、小中一貫校として再開させる時期を、18年4月に先送りした。
町づくりをめぐり、市側と住民の合意形成に手間取り、土地区画整理事業が遅れたのが理由。
原発周辺自治体の小中学校では児童生徒数が震災前の1割に落ち込んだ。
復旧が決まっていない21校のうち、19校は福島の小中学校が占める。
「避難解除の見通しが立たない」(大熊町教委)「除染がいまだ終わっていない」(南相馬市教委)など、住民の帰還が進まず、先行きが見通せない状況が続く。
もうヤバいとこは廃校にしたらええんよ。
原発問題がからむ以上、諦めるべきは諦めるべき。
インチキ放射能手抜き測定野郎、カルト信者体質のn崎n詐欺の言う福島原発安全理論はセシウムカルトです。
真に受けて信じるべきじゃありません。
被災地からはなるべく離れましょう