プロモーション可能な民族、それはそれらの下層階級に限られる。
魂の民族で言うと、オリオン座のマヌ系とやはりオリオン座のニュートン系、さらにスクリードではビーとワスプの2つ。
これで1つ言えるのは、全員が上流階級では社会が回らんいうことなんよね。
つまり、素材は同じでありながら、あえて下層階級をやる人を出すいうことなんよ。
下層階級をやる人は、あえてその能力の一部を封印するいうんか、使えんようにして出る感じよね。
人体で言うと、全員が頭になったら意見しか言えん。
右手をやる人や左手をやる人がおってこそ、作業ができる。
右足やる人と左足やる人おってこそ、移動できる。
胴体やる人おってこそ、食べ物消化できる。
まあそういうことなんよ。
その種族のコミュニティを守るために、それぞれがそれぞれの係を引き受けとるんよね。
とすると、例えばニュートン系ならニュートン系がおるとして、ニュートン系だけの世界であれば天才と非天才でおることが大事。
しかしここ地球では、他の民族とかもいろいろおる。
ニュートン系全員が天才になっても、手足になる民族はおるいう話なんよ。
いつまでも、ニュートン系だけの世界にこだわっとる必要はないんよね。
同じことはスクリードにも言えて、女王バチになることで全能力が開花するんでありゃあ、ずっと遠慮して働きバチやっとる意味もないんよね。
生き物としての完全体、民族としての完全体になることで、かなり違う動きが自由にできるようにもなるじゃろう。
これまでは自分らのコミュニティを守るために演じてきとった不自由な役回り、しかしコミュニティが変わったらそれで窮屈な格好しとらんでもええんよ。
つうことで、遠慮せずにプロモーションかけて上流階級になったらええんじゃ。
さてそれで、問題はそのプロモーションのやり方なんよね。
これも、民族によってやり方が違うことが考えられるんよね。
とすると、それらそれぞれに関して、また考えてみよか。
ドラクエのダイの大冒険のハドラー親衛騎団のポーンが、プロモーションした時に闘気を使えるようになった。
オリハルコン生命体になった後は、それまでの親衛騎団の頃とは違う能力により戦いのバリエーションがかなり広がった。
ニュートン系なんかは、天才とそれ以外は明らかに能力が違う。
王将と歩兵しかないとすれば、完全な王将でないにせよ、少なくともと金ぐらいにはなっといてもらえたら御の字じゃ。
天然の天才と比べて多少見劣りしても、金と歩兵ではえらい差じゃ。
ともあれ、ニュートンは価値ありそうじゃし、スクリードも何が飛び出すかわからん。
とにかく、やってみましょう。