今年の初場所限りで引退し、年寄振分を襲名した大相撲の元小結高見盛の引退相撲が6日、東京・両国国技館で行われ、約1万人の観客が人気力士の最後の晴れ姿を見届けた。
断髪式には約380人が参加。
親族のほかに、兄弟子だった元横綱の曙太郎氏、かつて師匠だった元関脇高見山の渡辺大五郎氏らがまげにはさみを入れた。
振分親方は涙こそ見せなかったが「来るものが来たという感じ」と、大銀杏(おおいちょう)との別れに感慨深げだった。
顔や胸を激しくたたいて気合を入れる特有のユニークな動作があったね。
「ロボコップ」の異名がつくことになったおなじみの光景。
今後は自らが育った東関部屋付きの親方として後進の指導に励む。
振分親方は「個性があって相撲が強い力士を探して、育てていきたい」と意気込みを語った。
ちょっとさびしい感じがするのう。