ここのとこ毎年作付けするようになった緑豆、毎回その生命力を見せつけられる。
1粒からまともなのが500粒以上とれ、企画外のもんが100粒以上とれる。
企画外のもんは成長不良や変形、変色したやつ。
しかしそんな例えば成長不良の未熟豆でも、一度芽吹いてしまえばぐんぐん育ち、通常のもんと遜色ない。
きれいな豆を食べて、クズ豆を蒔くのくり返しで全然OK。
水もカボチャほど必要ない。
百姓百層倍って言うんじゃけど、緑豆五百層倍じゃのう。
ゴミみたいな種でも充分だし、ゴミみたいな種じゃけえ、ダメになってもそうそう惜しくもない。
カレーやスープにするのはわかるんじゃけど、こいつでパンが作れたらええのう。
冬のスナップえんどうも同じじゃのう。
実るサイクルは夏の緑豆の方が早く、蒔いて50日で実り始める。
スナップえんどうは半年以上の長丁場。
さて他にも優秀なのはサツマイモがあるんじゃけど、これは年1回しか収穫できん。
あとはジャガイモじゃのう。
ジャガイモは年2回じゃ。
とりあえずそんなこんなをレシピに使う料理を編み出すことを考えよう。
当初アテにしとったカボチャもダメダメじゃったが、ペットボトル農法で来年から大量生産ができるようになれば、また変わってきよる。
ともあれ強みを生かしつつ、おいしく食べること考えましょう。