防衛省沖縄防衛局は昨日朝、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設先の名護市辺野古の沖合に、埋め立て工事海域を明示する多数のブイやフロートを設置した。
沖縄防衛局は近く海底地質ボーリング調査を始める予定で、反対派は抗議活動を激化させている。
埋め立て予定地に隣接する米軍キャンプ・シュワブから器材が運び出され、作業員がブイを海中に投げ込み、ロープでつないだフロートを海面に浮かべた。
反対派は沖合に船を出し、海上から工事中止を訴えた。
キャンプ・シュワブのゲート前には県民ら約200人が集まり、工事用車両の出入りを阻止するなど抗議行動を行った。
市民団体代表の山城博治氏は「埋め立て工事は絶対に許さない。県民は結集しよう」と呼び掛けた。
辺野古移設に反対する稲嶺進名護市長は「激しい怒りを禁じ得ない。
強く抗議するとともに、『海にも陸にも新たな基地は造らせない』という信念を貫く」とのコメントを発表した。
基地の問題は難しいんじゃけど、今の場所は危険じゃけえ、多少自然を破壊するとしても辺野古移転はしゃ~ないのかな。