カタルーニャ自治州が、独立の是非を問う住民投票をスペイン政府の反対を無視する形で強行しました。
非公式な投票にもかかわらず、投票率は高く、独立支持派は勢いづいています。
長い間、独立を問う投票の実施を求めてきたカタルーニャの住人たち。
投票した人の数は、大方の予想を上回りました。
ただ、スペイン政府が住民投票は違憲だとして提訴したため、今回の投票は、あくまで非公式なもの。
投票箱は段ボール製。
選挙スタッフも全員がボランティア。
投票所に姿を現した自治州政府のマス首相は、今回示された民意を背景に、中央政府への圧力を強める構え。
しかし、スペイン政府が譲歩する可能性は低く、むしろカタルーニャと中央政府との溝は深まっています。
スコットランドの独立は否決されたんじゃけど、こういう独立問題がくすぶるとこって、何かあると波乱が起きるねぇ。