昨日書きましたベータ人祖母のサツマイモの飴、しかしそれだけじゃない。
いろんな名物料理があり、それはいつも大量に製造され、親戚中に惜しみなく配られた。
あの、底から湧いてくるようなパワー駆動力や技は、まさに圧巻!
私もやれと言われりゃできんことはないんじゃけど、他にやることもあるしのう、あんなに頻繁には無理じゃ。
個人的にはハツタケで作るキノコ飯が一番食べたいんじゃけど、必要性を考えるとちょっとね。
あのキノコ飯、母ゾロが同じレシピで作りよったんじゃけど、まるで味が別物。
当時の障りまみれの母ゾロのエネルギーでは、情けなくまずかった。
やはり、ばあちゃんの雄々しい健全なエネルギーで炊いてこそ、あの風味が出まくり倒す!!!
素材とエネルギーがあってこその料理なんよね。
あと、ばあちゃんの料理で必要性ありと思えるもんに、蓬の草餅がある。
付属のこしあんまで自前で作り倒す徹底ぶりなんじゃけど、こしあんは必要なかろ。
蓬は春先の川の土手でゴッソリ採ってきて、それを家で選り分け半分捨てる。
じゃけえ、余計な繊維が残らない。
あの草餅を食うたら、市販の草餅なんかとても食えん。
草餅には薬としての意味合いもあるんで、あの風味を再現できたら、これも有用じゃのう。
草餅は、しんこ餅と草を合わせて臼でつくのは高校になって以降は私が担当しとった。
それまでは障り持ちの叔父が担当しとった。
そういや、私がつくようになった後の方が旨かったのう。
波動強化しとらんくても、障り持ちの叔父なんかより、私とばあちゃんの合作の方がはるかに健康的じゃ。
問題は米粉を蒸すのと蓬の加工、あと分量。
あの草餅を再現して春先に食べると、それは健康によさげな感じがする。
あと何があったかな?
生きたニワトリから作る混ぜご飯や、生きたドジョウを卵かけて釜茹でにする地獄鍋があったんじゃけど、ここらはあんまり必要性ないか。
しかしあのドジョウの地獄鍋は、いつも凄かったのう。
火にかけて温度が上がる度にドジョウがバタバタバタバタ暴れ、それが極限に達したかと思ったら、ピタッと静かになるんよ。
あの豪快な料理の仕方は、ベータ人ならではのパワー感がある。
すごかとよ。