4人組ロックバンド「シーナ&ロケッツ」のボーカル、シーナさん、本名・鮎川悦子が昨日朝、子宮頸がんのため入院先の都内の病院で亡くなった。
61歳だった。
シーナは昨年7月、急病でライブ出演をとりやめたが、夫によるとこの時、末期の子宮頸がんと診断されていたという。
8月にステージ復帰。
9月13日に日比谷野音で行われたシナロケの35周年ライブにも出演したが、この時、体調が悪いことを伏せてステージに立っていたという。
その後、体調が悪化し、11月下旬に入院。
正月は自宅に戻り、家族で過ごすことができたが、今年1月中旬に容態が急変。
再び入院。
この日、パソコンでシナロケの35年分の音楽を聴きながら、息を引き取った。
シーナさんは1978年、サンハウスのギタリストだった夫の鮎川誠とシーナ&ロケッツを結成。
シングル「涙のハイウェイ」でデビューした。
79年、細野晴臣プロデュースのシングル「ユー・メイ・ドリーム」がヒット。
福岡県北九州市出身。
同じく福岡出身の鮎川の強烈な個性、九州弁とともにシナロケは日本を代表するロックバンドとなった。
シーナさんはミニスカートと網タイツをトレードマークに、圧倒的な歌声とカリスマ性でファンを魅了し、日本を代表する女性ロックボーカリストとなった。
2009年、著書「You May Dream」を出版。
さて、発病の時期と状況からして福島原発事故の放射能の被曝と関係があるとみて間違いあるまい。
今後も著名人の死因はチェックしましょう。