首都圏と北陸を直結する北陸新幹線が昨日開業した。
平成9年10月に東京~長野が先行開業したが、新たに金沢まで延伸。
金沢~長野は228キロで、新幹線の北陸到達は昭和48年の整備計画決定から42年を経て実現した。
最速タイプのかがやきが東京~金沢を最短2時間28分で結び、これまでの上越新幹線と在来線の乗り継ぎより最大1時間23分の大幅短縮となる。
首都圏との利便性の向上で、北陸では観光客やビジネス客の増加とともに、企業進出などの経済効果が期待されている。
新幹線網の拡大は、九州新幹線の鹿児島ルート(博多~鹿児島中央)が全線開通した平成23年3月以来。
この日午前6時すぎに金沢駅を出発した一番列車を見送った太田昭宏国土交通相は「北陸と首都圏、長野が連結できた。開業を見届け、大きな喜びがあふれてきた」と述べた。
東京駅で出発式に臨んだJR東日本の冨田哲郎社長は「開業を起爆剤に日本を元気にしていきたい」とあいさつ。
くす玉割りには開業告知テレビCMに出演した女優の杏さんも参加し、JR関係者や鉄道ファンとともに門出を祝った。
金沢からは、大阪より東京の方が所要時間が3分短くなったんよね。
しかし、大阪から富山までは、これまでサンダーバード1本で行けたのが、金沢から新幹線に乗り換えにゃいけんようになった。
あとは金沢から長野までのJR分断が、今後周辺地域にもたらすマイナスの側面も私は心配しております。