財政危機にあるギリシャで昨日、欧州連合(EU)などが求める財政再建策受け入れの賛否を問う国民投票が実施された。
反対多数になったことで支援が遠のき、財政破綻が現実味を帯び、ギリシャのユーロ圏からの離脱やEU脱退に至る可能性もある。
EUの財政再建策は、巨額債務を抱えるギリシャに対し、年金の削減や増税などさらなる緊縮財政を迫る厳しい内容。
5年以上に及ぶ緊縮財政で、国民には緊縮疲れの色が濃い。
チプラス氏は「民意が得られれば、EU側との協議で有利になる」として反対票を投じるよう訴えてきた。
しかし、反対票が多数となりチプラス氏が強硬姿勢に出れば、むしろ溝が深まる可能性は高い。
ユーロ離脱が現実になれば、1999年のユーロ導入以来、初の事態となる。
そうなればユーロの信認も揺らぐ。
今回の有権者数は18歳以上の約985万人。
ギリシャは、遺産観光ぐらいしか稼ぐもんがない。
ユーロをやめて自国通貨を復活させ、それが安くなれば、観光収入で潤うかも。
EUも、経済が好調なとこと低迷しとるとこ関係なく、ユーロを一律に使うとるとこが問題なんよ。