今の私に必要な目指すべきもの、それは藤原清衡の手腕じゃのう。
心のあり方はともかく、その人生は忍耐から始まり、最終的には父藤原経清と母方の安倍の無念を晴らし、謀反者にならずに独自の王国を築いた。
勢力拡大の野望に燃える源氏の棟梁、源頼義が安倍に難癖をつけ戦が始まり、そこに清原氏が加勢し安倍が滅ぼされた。
その時父藤原経清は殺され、母は清原氏の慰み者になった。
やがて母は清原の子を産む。
そして清原家の義理の兄、清原真衡からイジメられたりして肩身の狭い思いをしながら育つ。
やがて、その真衡が他の清原氏と戦いになり、弟の清原家衡を立てながら戦います。
その最中、真衡が死に、予想に反して源義家から、家衡よりも清衡に優遇された処置が下された。
それに不満を持った家衡が反乱を起こし、それを破って奥州を平定した。
最後は源義家も締め出して独自の王国を作った。
藤原清衡の手腕で見習う点は、やはり忍耐力。
あとは、イザという時に非情さを持ちながら決断することできること。
あとは初心貫徹かな。
父母の無念を忘れずに、それをいつも心の片隅に置いといたこと。
私もだいぶ忍耐したんじゃけど、やはり持ち続ける信念としては、某教団の後始末をいつかやらにゃいけんいう思いなんよ。
これを貫徹せにゃ、生きた意味がない。
足利尊氏も勉強になったし、次は藤原清衡かな。
やはり、歴史に学ぶところは大きいのう。
学ぶことは時と共に変化する。
学ぶことで変化する。
ともあれ待とう、某教団総裁の死。
それまでは、藤原清衡の不遇時代に学ぼう。