イラン外務省は昨日、イエメンの首都サヌアにあるイラン大使館をサウジアラビアの戦闘機が意図的に空爆し、職員が負傷したと非難した。
イラン外務省は空爆を国際協定違反と指摘。
サウジアラビア政府は損傷や負傷者に対する責任を負うと強調した。
イエメンでは、イランと関係の深いイスラム教シーア派系武装組織フーシ派に対し、サウジアラビア主導の連合軍が空爆を続けている。
ロイター通信によれば、連合軍側は今回の抗議を受け、フーシ派が使っていたミサイル発射装置を狙って6日夜に空爆したことを明らかにした上で、事実関係を確認すると述べた。
イランに対する国交断絶から始まり、緊張が高まる背景は、単なる宗派間の争いだけなんか、それとも何か他の意図があるんか。
とにかく年明け早々なんかヤバい雰囲気じゃのう。
大規模な衝突が起きにゃええが。
宗派は大きくはスンニ派とシーア派がある。
ムハンマドの後継者カリフで、アリーしか認めないのがシーア派。
他のアブーバクルなども認めるのがスンニ派。
ムハンマドの後、ムハンマドに近い資質があり、能力が高かったのがアリー。
しかしアリーは、襲撃されて悲劇的な死を遂げる。
アリーの痛みを忘れんように、シーア派ではアシャラいう儀式があり、アリーの命日に体を傷つけたりする。
シーア派はアリーを慕う気持ちが強いことから、ちょっと極端な考えになっとるんかねぇ。
まあアリー以外のカリフはアリーやムハンマドに遠く及ばんいう気持ちはわかる。
しかし、基本的にはムハンマドとアラー以外に崇拝の対象はないって言うのがイスラム教。
シーア派も他のカリフ認めたらとも思うんじゃけど、そこらへんの考えの違いはようわからんね。