福井県にある、高速増殖炉もんじゅの廃炉に3000億円ぐらいかかるらしい。
全く機能することなくトラブル続き、毎年維持費だけを食い潰す。
そもそも高速増殖炉は、原発で出た使用済み燃料から、燃え残ったウランと新たにできたプルトニウムを抽出して燃料にするはずのもの。
運転しながらさらにプルトニウムを生み出すいうことで、夢の原子炉と言われた。
しかし、タービンを回す水に熱を伝える冷却剤に金属ナトリウムを使わざるを得ん。
金属ナトリウムは、空気や水に触れると燃える。
ましてや高温で接触したら、大爆発してしまいよる。
危険じゃけえ、運転できんのよ。
仕方ないけえ、プルトニウムは通常の原子炉でウランと混ぜたMOX燃料として使うとる。
しかし、このMOX燃料による使用済み燃料は、通常の使用済み燃料に比べて崩壊熱が高く、より危険なんよ。
理論通りにはなかなかいかんのよ。
知り合いのインチキ放射能手抜き測定野郎、カルト信者体質のn崎n詐欺は、セシウムの出す放射線も天然にある放射性物質の放射線も同じと言う。
確かに同じじゃ。
しかし、もともと自然にあった放射性物質は臓器ごとで濃縮されない。
しかし、原発で大量にできるもんは臓器ごとに濃縮される度合いが違う。
こんな具合に、原子炉由来で大量にできる放射性物質は、予想を超えた動きをする。
もんじゅの廃炉費用も、実際にやってみたらもっとかかるはず。
税金投入されて終わりかのう。
悔しいのう。