某カルト教団の基本書は、GLAの高橋信次会長の話を引き継ぎ、地球への宇宙移民の経緯を述べたもんとして画期的なもんじゃった。
人類の歴史が数億年あり、ベータ人を皮切りに何種類か来たことが述べられとる。
これの旧版においては、その時期の詳細があった。
しかし、新版では削除。
そして、金星人優位説が滔々と説かれ、ベータ人はかなり貶められた内容になっとる。
この背景には教祖に天からの啓示が降りて来んようになり、新しいもんが出せんようになったことで過去のもんをたらい回しするようになり、そのことから信者の離反を防ぐ意図がまずあった。
なぜ天の啓示が降りんようになったか言うと、前妻と結婚してからその前妻におぼれ、さらには周りの女性にも手を出し、エロ堕落したことがある。
前妻におぼれたいうのは、子供を5人も作ったことで明らか。
離婚の時にこっぴどく弾劾したのは、そのことを払拭するためなんよ。
女性スキャンダルは、早くからスッパ抜かれておりましたが、教祖や教団は否定。
しかし、愛人女性と再婚したことで、スキャンダルが真実であることが露顕した。
しばらくは教祖個人の知識でつないどったんじゃけど、愛人と遊び過ぎてストックも尽き、最近はデタラメなイタコ芸。
初期の頃と違い、全く学びにならんことから異質なもんに変質したことがようわかる。
こうした現状を、GLAの高橋会長の視点で見た時に、相当糾弾できます。
また、教祖の高橋会長に対する個人的な嫉妬もあり、ベータ人である高橋信次会長を貶めとるんよね。
さて、それで内容の検証です。
最初に地球に住み始めたのは、金星人です。
これを旧版ではベータ人が最初って言うておりますが、それは高橋会長が亡くなる前に言うとったことで、踏襲しております。
しかし、高橋会長がそう言うた理由は、高橋会長には時間がなく、ザックリしたことしか言えんかったのと、当時の厳しい風土では金星人は生存が難しく、少数しかおらんかったけえ、無視できるレベルじゃったいうこと。
金星人は、言うてみりゃあお寺のお坊さんみたいなもん。
そんなのが、ワニみたいなもんやでかい昆虫がうじゃうじゃおる環境に放り出されたらどうなるかを考えりゃわかること。
ベータ人が来たのは、そうした3億6千5百万年前。
しかし、新版ではベータ人は恐竜に殺されないようにいう話になっとる。
恐竜はベータ人が来たずっと後の話。
3億6千5百万年前に恐竜がおれば話は別じゃけど、その頃に恐竜はおらん。
この時期の削除が、あからさまな悪意であることは間違いない。
戦闘性の高いベータ人を呼んだのは、厳しい自然環境で細々と生きとった金星人が、命の危険から助けてもらうためじゃったんよ。
ベータ人が戦闘性や自我が強いのはその通り。
そこを強調することで、悪役に仕立て上げております。
確かにベータ人にもセシウムカルトになったn崎のように、一部ブラック化したブラックベータもある。
しかし、それを以ってベータ人と思っちゃいけんのよ。
そこらへん比べながら、旧版と新版を読み比べしてみて下さい。