人間誰でも男性人格と女性人格が混雑しており、そのことで個性が形成されとるんよね。
男性なら、幼児、少年、青年、オッサン、父親、じいさん。
女性なら、幼児、少女、乙女、オバハン、母親、ばあさん。
これで、父親人格や母親人格は内向き人格であり、それ以外は、皆外向き人格なんよ。
そんで、この外向き人格は不思議と、誰から教わったわけでもないのに、その性別の仕事や恋愛をするんよ。
男に生まれても、人格が女性なら小さい頃から女の子が好む遊びをし、男性が好きになる。
逆もしかり。
知り合いの女医は、男性人格のオッサンが強く、小さい頃は仮面ライダーが大好きとか。
テレビでニューハーフの子が言うとったのは、親が与えてくれよるガンダムのおもちゃなんかは欲しくなく、リカちゃん人形がよかったとか。
こういうことは民族関係なく、ゾロであろうが金星人であろうが、なぜか一致する。
男女をベースにして人格ができとることは全民族共通で、理念としての男女があった上に、そこに精神年齢が乗っかるような感じなんよ。
オカマであろうとオナベであろうと、その人格上の性別の動きは止め難く、肉体がどうあれそのように恋愛するんよ。
最近では性転換やホルモン注射などで、見かけ上ではかなりコントロールが効くようになってはおるんで、女にしか見えんニューハーフや男にしか見えんオナベとかもおる。
正常な男性からすると、男にしか見えんオナベより、女にしか見えんニューハーフに恋愛感情は発生するじゃろうし、逆もしかりなんよ。
しかしこの男女の人格がほぼ完成の域にくると、各々父親人格や母親人格になり、無軌道な恋愛にはそうそう走らんようになる。
全く恋愛感情がなくなっては、それこそ子育てができんけえゼロにはならず、恋愛そのものよりも子育てに付随するもんに関する考えを優先するようになる。
そこに年齢的なもんは、かなり希薄になってくるんよね。
乙女とかオバハンとかばあさんとかの年齢が、あまり主張されんようになるんよ。
ほぼ親としての人格が完成しとるレベルに達しとるとして、それが父親人格だけでできとるのか母親人格だけでできとるのか、あるいは両方合わせてできとるのかいう問題にはなる。
私なんかはほぼ母親人格だけであり、オルゴン系なんかは両方の人が多いじゃろう。
ベータ人ラグエル系の母方祖母は、父親人格だけじゃった。
私の人格では男性優位であり、恋愛感情は男性部分が主張する。
女性部分の母親人格は、今のところほとんど恋愛感情を主張しない。
そこらへんはラグエル系の祖母も同じで、あちらも男性人格が優位なはずなのに、父親人格は恋愛感情を主張せず、乙女の人格が恋愛感情を主張する。
私が女として生まれれば、母親人格が恋愛に動くんじゃろうけど、そのあたりは親としての人格がかなりコントロールするような感じよね。
父親人格か母親人格がある人は、生まれついた性別に基づく恋愛感情になるようにコントロールするらしい。
それがない人は、強い方の恋愛感情にひきずられると。
男女どっちも好きいうのも、何かコントロールが効かんのんじゃろうね。
恋愛感情は子供を作る意味での行動であり、親としての人格は育てるためのもんなんよ。
親の人格へのシフトは、子作りの動きより子育ての動きへのシフトとも見れる。
親の人格がある人は、男性度女性度の強さに関係なく生まれついた性別での子育てを考えるようになるんよね。
オルゴンMも言うとったんじゃけど、男に生まれればそれなりに生きて女に生まれればそれなりに生きればええじゃんかとか。
オルゴンMは父親人格と母親人格でできとるんで、そこらへん頓着せんのよ。
私の場合も恋愛感情面でええなって思うのは女性が多いんじゃけど、たまに男性で恋愛とまではいかんまでもええなって思う人がおったとして、イザ恋愛とかを考えると寒気がするのは、母親人格がコントロールしとると言えなくもないとこがあるんよ。
男として生まれたんじゃけえ、少年人格よあんたの好きにしんさいみたいなとこがある。
男性人格の少年人格が恋愛面でデカい女性度に反応するんじゃけど、それがまた結婚してやっていけるかいうとまた違う。
時々母親人格が恋愛面で反応するんじゃけど、しても遠慮して悪寒を走らせるなどして恋愛をブロックするような感じかな。
私の母親人格の反応する好みは、イマイチようわからんのよ。
ともあれ親としての人格は、上手く恋愛面をコントロールする力が強いと言えようか。
親としての人格は、各々の性別の修行の行き着く果てのような感じなんよね。
どちらで完成させてもええみたいなんよ。
片方で100にしてもよし、両方合わせてしてもよしじゃ。
不特定多数の恋愛に狂うのは、修行が全く足らんのよ。