六崎太朗の0ヘルツ波動

波動強化人間としての波動パワーを駆使したあれこれ、健康や農業などいろいろ応用可能です。

擬似アスペルガー克服から類推する、アスペルガー克服の道筋。そこには、実務面でのリハビリが不可欠。海馬と大脳皮質の間のブロック障害をのけて、機能回復のための作業も必要。それもかなりきついはず。

海馬損傷から擬似アスペルガーに陥った私は、大まかな出来事は覚えられるものの、細部までの正確な記憶ができんようになった。

普通の人が一度で済むことを、何度もかかるようになった。

しかし、アスペルガーと違うたのは、一度覚えてしまうと忘れんことじゃった。

まだ生き残りよる回路をフル回転させてクセがつくまでくり返し、できることを増やしていった。

その作業は、それこそ顔に食い込んだお面を生皮を切りながらはがすような感じじゃった。

しかし必死でそれをくり返すと、無意識でこなせる仕事の領域が増え、そんなに苦労しなくなっていった。

その後速読とかをやって知識量を増やしたんじゃけど、そうなると忘れずに蓄積された知識が連携し合い、新たな発想までできるようにもなった。

独創性に関しては、もともと一部のベータ人が持つものじゃったとしても、ある程度の知識が足腰になっとらんかったら発揮できんのよ。

ともあれ、損傷を受けてサビついた海馬を動かすには、それなりの苦労が伴った。

そこに、手足を動かすことがあって初めて、リハビリになることもわかった。

そういうことで、努めて覚える作業をくり返すことで、海馬の狭い健全領域を使うて大脳皮質に情報を送り続けることで、そこに定着したことが仕事をするようになった。

アスペルガーの人の場合は、海馬は健全な場合が多いんじゃけど、そこから大脳皮質までの経路がおかしい。

しかし、程度の差はあれど昔の記憶もなくはない。

つまり、海馬から大脳皮質まで達して残っとる情報も皆無ではないんよ。

完全にブロックされとるとは言えんのよ。

この情報通過経路をフル回転し、ブロックされとる領域の障害をどければ、時間をかけて改善していく可能性があるんよ。

しかし、十年単位でまともな仕事をしてこんかったことで、たとえ邪気抜きしても通常人レベルの機能になるには相当かかるじゃろう。

まずはブロックされとる原因を探り、その対処をした後に、何らかの事務仕事を徐々に増やして負荷をかけていくことが大事なんよ。

人によっては、海馬の損傷もある。

そうなると、それだけ時間もかかる。

はたしてどこまで治せるのやら?