もともとゆる〜いパヨクのような思想じゃった私、しかしそれはしゃ〜ない。
大東亜戦争によって実家も被害を受け、そのことにより実家の地獄領域が拡大したのは事実。
父方祖父もその弟の大叔父も、ひどい目に遭うたことをずっと言うとったし、母方祖母も親族を戦死させた戦争を悪く言うとった。
そのため、自虐史観に染まりその考えで育つのはある意味仕方ない。
そうした環境で育ったことで、ついぞ愛国心は育たんかった。
ただ、戦争に至った道のりや背景を知ると昭和帝を責めるわけにもいかんし、軍部を責めるわけにもいかんようになるんよ。
本来日本は、世界でも類を見ないモラルの高い国じゃったんよ。
日本人なら当たり前のことであっても、それは他の国の人からはすごいこというのは多々ある。
今にして思えば、日本に生まれたことにはありがたいと思わされることが多い。
他にもええ国はあるじゃろう。
しかし、日本の環境や精神は世界に誇れるもんがある。
そういうことで、遅まきながら愛国心を持つに至った私は、先日初めて気づいたことがあった。
それは、山陽電車の車内に祭日には日本の国旗が飾られとることなんよ。
知らんかった。
JRばかりで、あんまり山陽電車に乗る機会がなかったんよね。
しかし、先日初めてこういうのを見まして、それを当たり前にやっとる山陽電車ってすごいと思いました。
祭日の前には終電の後に、始発に間に合うようにやっとくんじゃろうね。
そう考えると、その分も給料払いながらやりよるわけで、頭が下がる思いなんよ。
そら〜ね、たしかに山陽電車は車両が雑種じゃし、特急でもJRの快速よりも遅い。
駅の数も多過ぎる。
しかし、そんとなことツッコミ入れちゃいけん。
会社精神の話をしよるんじゃけえ、たとえ新快速に乗る機会の方が多いにせよ、そこはちゃんと敬意を払うべきなんよ。
なるべく乗る機会を増やして、山陽電車を応援せにゃならまあ。
また近鉄とのコラボきっぷを使うて、奈良方面行ったろかのう。