青春18きっぷを使うた野宿旅、その効率化を考えると、かなり遠くまで行けるんよね。
コスパがかなり安くなるのはその通りなんじゃけど、それ以外に移動効率もわりとええんよ。
難点は睡眠なんよね。
終電から始発までって、結局ほとんど寝れんのよ。
冬は寒いし、春もまだ寒い。
夏は温度的にはちょうどええにせよ、蚊がおるんよね。
宿に泊まらんメリットは、ソッコーで始発電車に乗れることなんよ。
知人宅でもホテルでも、それなりに時間を取られるんで、かえって遅くなる。
となると、逆に野宿で起きておってその時間に仕事したらええんよね。
それで、予めペース配分を決めておくんよ。
やれる仕事は限られており、私の場合には執筆の下書きになるんよね。
思考力が低調でも、思いつくことを羅列して書き出しておけばよく、思考力がハッキリしとる時に清書すれば何のことはない。
これでかなり下書きさえためておけば、かなり仕事自体は進むんよね。
先日みたいな突発的な野宿の場合には、想定外でそうした作業ができんかった。
しかし、前もってのことなら調整ができる。
初日の車内でかなり無理をして、その疲れで昼寝するように持っていく。
そのことで、夜の思考力をある程度確保する。
夜は邪気抜きしながら、作業をして始発電車から爆睡する感じよね。
2日目はその爆睡によってあんまり作業もできんし、そこはもう仕方ない。
私のように長時間電車がダメージにならず、執筆の作業を持ち込める者にとって、青春18きっぷの野宿旅は格好の書斎になる。
実際に、これを九州旅行で下書き完成。
どのみち家でやるしかないことを、移動時間でこなせるなら仕事の効果としてはデカい。
遠出の時には、ついでの用事を満載する。
乗る電車さえ間違えなければ、あとは勝手に目的地に着く。
野宿って結局夜中の1時ぐらいから朝の5時ぐらいまでの時間、それで始発までをどう乗り切るかになる。
寝れるのか、あるいは作業できるのか、ひたすら待つのか、待つだけはかなり苦痛になる。
初日は朝の5時過ぎから電車なんで、日付が変わるまで乗ればかなりの距離を移動できとる。
翌日もそんな感じになる。
こういうメチャクチャな使い方は、執筆とか邪気抜きとかできる私じゃけえできる芸当で、一般の人にはかえって宿泊費がかかったり作業もできずでコスパはかえって悪くなる。
ともあれこれができる私は、今後もさらなる効率化を考えていきたい。