自然農法も、戦前の伝統的なもんもええんじゃけど、現在の状況に合わせたもんも開発すべきなんよ。
戦前は肥え桶を担いで人糞を薄めたもんを畑に撒きました。
人糞を発酵させるのに肥え溜めに集めて、発酵が終わったもんを味見してやりました。
ちょっと不衛生なんよね。
あとは落ち葉や芝草を集めて発酵させて堆肥を作る。
牛糞や馬糞を畑や田んぼに入れる、まあだいたいそんな感じかのう。
しかし今は状況が変わり、田畑からはミネラルが失われ、セイタカアワダチソウが大繁殖しとる。
田畑のミネラル不足は、窒素と燐酸とカリ肥料しかやらなくなったことで、作付けするごとにミネラルが失われます。
あとは外来植物のセイタカアワダチソウが大繁殖。
このセイタカアワダチソウを芝草のように発酵させても、セイタカアワダチソウには毒がある関係でよろしくない。
セイタカアワダチソウを焼き払うことで、正常な生態系を回復させ、灰を獲得してその灰をミネラルとして地面に還元する。
それが現在に合うた自然農法なんよね。
今年は波動セイタカ農法で、まくります。