作曲家の佐村河内守氏が別人に作曲してもらっていた問題で、ゴーストライターをしていた新垣隆氏が昨日夕方、マスコミ各社にファックスを送り、今日都内で記者会見を行うことを発表した。
新垣氏は「私は佐村河内守氏のゴーストライターを18年間にわたってやっておりました。その件につきまして、皆さまの前でお詫び申し上げたいと思い、記者会見を開かせていただきます」と心境をつづった。
佐村河内氏は、マスコミの取材に対し「平成8年(1996年)ごろ、初めての映画の依頼があった」時に、「半分以上(ゴーストライターに)作ってもらったことがきっかけ」と“別人作曲”のきっかけを語っていた。
佐村河内氏は、耳が聞こえないことから“現代のベートーベン”と称され、メディアでたびたび取り上げられた。
昨年3月には東日本大震災の被災地に捧げた「ピアノのためのレクイエム」が宮城県石巻市で披露され、被災者の感動を誘っていた。
佐村河内氏の場合、作曲方針を示す指示書を書いとったいうことからすると、まるっきり関わっとらんかったわけじゃないけえ、合作いうことにしとけばよかったんじゃろうね。
しかし、曲の大部分はニセモノ。
ひどいのう。
そういう手法からすれば、楽譜が読めず、書けず、口ずさんだ メロディーを楽譜に起こして編曲までして貰って、それを自分の作品としとる某教団の教祖も同じことにあたるんじゃないんかねぇ。
合作することは悪じゃない。
しかし、合作したもんを単独作として発表するところに問題があるんよね。
私も作曲するんじゃけど、単独作でないのは交響曲3番だけ。
交響曲3番はチャイコフスキーの交響曲7番をモチーフに作った関係上、題名もチャイコフスキー交響曲第7番主題による交響曲としている。
全体にわたり、他の曲をそのまま使うのは盗作。
ほとんど他者にやらすのはゴーストライター。
いずれも卑怯なやり方です。
大部分を拝借したらしたで明記する、また、合作なら合作を明記するのが正しいし、そのモラルが当たり前のこと。
そのモラルをはずしちゃいけんのんよ。
本もテープ起こしはええけど、ゴーストライターはよくないのう。