外務省は16日、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの両親である横田滋さん(81)、早紀江さん(78)夫妻が今月10~14日、めぐみさんの娘キム・ヘギョン(ウンギョン)さん(26)とモンゴルの首都ウランバートルで面会していたことを発表した。
夫妻とヘギョンさんの面会は初めて。
ヘギョンさんの家族も同席、この中にはヘギョンさんの子どもとされる幼児もいた。
これに関し、政府関係者は取材に対し、北朝鮮側が面会で「めぐみさんは死亡している」と従来の説明を繰り返したことを明らかにした。
横田さん夫妻とヘギョンさんの面会は、3日に中国の瀋陽で行われた日朝の非公式政府間協議で合意された。
横田さん夫妻はかねて孫娘に当たるヘギョンさんとの面会を希望しており、政府内でも検討されてきた。
ただ、面会のため北朝鮮を訪れれば、北朝鮮がめぐみさんの「死亡」を既成事実化し、拉致問題の幕引きを図る恐れがあるとして、横田さん夫妻も訪朝には慎重な姿勢を示していた。
このため、第三国での面会になったもようだ。
また、韓国軍合同参謀本部は16日、北朝鮮軍が同日、日本海側にロケット弾とみられる飛しょう体25発を断続的に発射したと明らかにした。射程は短く、70キロ程度と推定される。
合同参謀本部によると、午後6時20分ごろから10発、午後8時すぎに8発、同9時半ごろ7発を発射。
江原道・元山近くの葛麻半島から東に向けて発射したという。
韓国軍関係者は、ミサイルのような誘導装置がない自然落下式で、旧ソ連から導入した地対地ロケット「フロッグ」とみられると述べた。韓国軍は公海上に落下したと推定している。
韓国軍は監視態勢を強化した。
発射は訓練の一環とみられ、現在、米韓軍が実施している野外機動訓練「フォール・イーグル」に対抗した可能性もある。
なんか拉致被害者を面会させたり、ミサイル飛ばしたり、北朝鮮のやることはわけわからんのう。
どういう意図なのか、代替わりした今、前体制とも違うじゃろうけえ、何とも言えんね。