知り合いのイチゴ農家たけした君、彼のシャーベット販売に次の手を模索しつつある今日この頃。
彼はイチゴの収穫のない夏の間、冷凍イチゴをシャーベットにしてイベント会場などで売り歩いとる。
暑い中大変じゃろうと思う。
そんな中、彼のとこにマンゴーを譲ってくれるいう人が出て来た。
しかし家族が意味ない反対して撃沈。
そんな悩みの電話があった。
そこで星回りをみて言うたった。
今年出会うもんは最高、しかしやる時期は2~3年後。
それを聞いたたけした君はしょげていた状態から立ち直った。
そういう選択肢もあったんですねとか言うとった。
とりあえず2~3年経てば状況は変わる。
それまでの間にできる状況を整備しとけって言うたった。
マンゴーやるには霜を避ける必要がある。
つまり、寒気を避ける設備が必要。
逆にそれがあれば、他の熱帯性のもんもできる。
パパイヤ、パッションフルーツなどが考えられる。
さらに熱帯のくくりを超えると、私サイドからメロンとお茶をやれって言うたった。
今年うちで作付けした網干メロン、形や大きさはともかく味は甘くておいしい。
すりつぶしてシャーベットにすりゃ関係ない。
来年うちで網干メロンの大量生産ができれば、ある意味メドが立つ。
網干メロンのデータがメロンシャーベットの突破口になるんよ。
あとはお茶。
抹茶のかき氷は凄く食い応えがあった。
抹茶シャーベットを作れば、それも1つじゃ。
お茶はやせた土地でも育つ。
新芽を刈り取って乾燥させ、粉末にして抹茶を作り、抹茶シャーベット。
これも原価はほぼタダに等しい。
まあいくつできるかはわからんのじゃけど、私も彼の手がけること考えながら、独自に霜避けの研究をして、キャッサバやサツマイモの越冬ができるようにしたい。
彼とはコンセプトは違うんじゃけど、生かし合える情報は育つと思う。
ともあれ、こちらも名物を作っていかにゃいけん。
安定した収穫量と、商品価値。
私の底辺からの農業は、既存の農業にも生かせるはず。
彼も状況が持ち直すとええんじゃけどね。
そんで、状況が整った時に打って出れるようにしとくことが何より大事なことじゃと思う。