さて、秋も深まり、これから春までギシギシが食べごろです。
見た目、こんな感じです。
イモムシがたかっとって、栄養面でやつらには美味しいんじゃろうね。
湯がくと茶色くなります。
これならその辺にいくらでもあるぞ。
こいつをホウレン草やチンゲン菜、小松菜の代わりに食べれば、その分食費が浮きます。
夏はヤブガラシの新芽、冬はギシギシを食べれば、万一食糧がストップした場合、飢えなくて済む。
自分で栽培した豆やイモと、こうした野草を組み合わせて食べることをすれば、セーフティーネットが強化される。
食べた感じは葉もの野菜と同じような感じなんじゃけど、後からちょっと酸っぱいかな。
このちょっとしたクセが気にならんのなら、野菜の代用になるね。
ホウレン草の酢浸け。
ピクルスの葉もの野菜。
この酸っぱさはシュウ酸らしい。
摂りすぎは骨粗鬆症や尿路結石になるらしい。
湯がくのと水にさらすのと、動物性のものと食べるとええみたい。
ホウレン草のシュウ酸強化版かな。
どう思うかは別として、天の恵みとしてありがたく戴きましょう。
ホウレン草が300円するとして、それを月に20日食べるとして、6000円ぐらい浮くのかな。
半年で4万ぐらいか。
なかなかのもんです。
同じような感じでイタドリも食べられるらしいんじゃけど、こちらもシュウ酸が多い。
イタドリは4~5月だけ。
天然の恵みがそのまま活かせるようなら、イザという時に何とかなる。
それはそうと、今日はあいにくの雨。
農作業ができんかった。
セイタカアワダチソウの焼却はできた。
まあしゃ~ないか、こんな日もあるよね。
とりあえず、作付けをこなしながら野草の利用を考える、そのくり返しじゃのう。
自然のもんを活かし、循環型の生活をできる限り作っていきたいんよね。
まあ昨年よりは進んどるし、一昨年よりはもっと進んどる。
毎年進歩し、手がけるもんが増えることは喜ばしい。
雨も自然の循環の1つ。
これもこれでないと困るけえ、他でカバーしましょう。
えんどう豆は今月いっぱいまでに蒔かにゃいけん。
農業は時間との戦いにもなりよるけえ、シビアな面があります。
ともあれ、初めての食材ギシギシの食べ方、今後もいろいろ考えましょうかね。
水にさらすのがポイントです。
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