幼い頃好んだもんを見れば、その人の性格の基本がある程度わかるんよね。
男性の心か女性の心かがまずあり、あとは固有のもんよね。
私がハマったのは、最初は電車いうか鉄道、それから特撮ヒーロー、鉄道のおもちゃ、超合金、少女マンガを含むアニメ、恐竜、古代生物、地学、天文学、農業、ガンプラ(短期)、テレビゲーム(短期)、その後は大学進学で小周天の修行になった。
こうして考えると、男女では男の子の好きなもんを多く好む傾向から心は概ね男性いうことがわかる。
ここで心が女性なら、ままごとやったり、女の子が好むもんを欲しがるんじゃけど、リカちゃん人形とかぬいぐるみとかいうもんには全く興味を示さんかった。
ニューハーフの人なんかは逆にそういうのが好きで、逆に男の子が好むもんには興味を示さんのんよ。
テレビでオネエが言うとる話聞くと、それがようわかる。
ガンダムとかもらっても要らんかったとか、人形が欲しかったとか、ドレスが欲しかったとか、塗り絵が欲しかったとか。
私が女性的なもので欲しかったもんとしては、少女マンガやその中で出てきよる魔法のバトンだったんじゃけど、女の子が持つ欲求とは違う意図があった。
少女マンガを好んだ理由は、虐待に喘ぐ日常を解決すべく、心理面の手がかりが欲しかったこと。
少女マンガには、必ずイジワルもんが登場する。
このイジワルもんの横暴をなんとか解決してハッピーエンドにする、その道筋が知りたかった。
ヒロインに関して言うなら、ああなりたいとは思わずに、モノにしたいとは思うた。
チーコちゃん、マコちゃん、メグちゃん、今でも好きじゃ~っ!!!
あと魔法のバトンが欲しかったのは、虐待する実家の連中をやっつけたかったけんね。
デビルマンに変身できたら、ビームで焼いてやろうと思うた。
ともあれ、一番最初にハマった鉄道は、でかいもんが動くことに魅力を感じたのと、ギリギリ蒸気機関車が現役で走るのを見ることができ、その姿がかっこよかった。
それに比べてバスやトラックは小さく、普通の車はさらに小さいけえ、魅力がなかった。
でかいもんが動くいうことは、後に恐竜への興味関心へと移り、一時期ハマった超合金も恐竜には敵わず、短期間でポイ。
古代生物学、地学、天文学など学校の勉強とは全く関係のないもんをさらいまくり倒し、植物の生育や農業にも関心を示した。
その後一時的に世間の流行りに引きずられてガンプラやテレビゲームにハマったものの、全く生産性がないことがわかると、それも短期でポイ。
今流行りのポケモンGOなんかやっとるやつら見ると、テレビゲームの延長で全くの作りもんじゃけえ、アホじゃと思うとる。
それに熱中して事故起こして人を死なすとかいうことも、なんか許せんのう。
ニセモノの中には、私は全く魅力を感じない。
ともあれ、過去ハマったもんの中にその人の性格の基本が見えるけえ、振り返って参考にするべきじゃ。