昨日、急に異動の話が出た。
どっひゃーっ!!!
福島原発事故の後、計画を立てて西へ移住して6年弱。
つ、つ、つ、ついにこの日が来てもうた。
この6年の間には、他のお店の手伝いにも行かされたんじゃけど、基本的にはほとんど同じじゃった。
というのも、多彩な外国語ができる人が他におらんのよ。
中国人観光客相手に中国人スタッフを揃えようが、彼らは北京語しかできんのよ。
広東語の人が来ると、中国人スタッフが慌ててコンドンファ、コンドンファ(広東語)って呼びに来て、私と客とのやりとりを茫然と見とる感じになる。
他の言葉はしゃ~ないなって思うんじゃけど、オメーら同じ中国人なんじゃけえ、自分らでなんとかせえって言いたい。
しかし、発音体系が全く違う関係で、お互い何言うとんのかわからんし、北京語の中国人が広東語勉強するのは、ある意味日本人が広東語やるより難しいんよ。
昔の漢文てあったんじゃけど、あれなんかも発音はともかく、意味がわかるのは日本人の方がわかりやすく、中国人ではよほどの学者でないと意味がわからんらしい。
それに近いもんがある。
日本人はレ点、上下点、一二点などを駆使して読みこなす技術を発展させたんよね。
そんで言葉としての広東語も、北京語よりは日本語に近い。
発音も、日本語にはカタカナ表記があり、中国には欧米の発音記号しかない。
中国人スタッフは北京語がしゃべれるんでまだええんじゃけど、他のスタッフは日本語しか話せん。
私がおらんようになって、どんだけ不自由になることか。
それは東京でもそうじゃった。
新大久保では、道を歩くと多彩な外国人が私を見つけると挨拶をする。
私もそれを彼らの言語で返す。
店でも、バングラデシュの人にベンガル語で応対すると、最初ビックリしてドン引きするんじゃけど、こいつ俺らの仲間じゃんいう意識が芽生えてすごく親しくなる。
ドン引きする動きが誰も同じで、後ろに仰け反るんじゃけど、それがまた面白かった。
広東語の人らは、英語か不自由な北京語で一生懸命話そうとするんじゃけど、私がサラッとしゃべると、イチバン、イチバン、あなたイチバンとか言うて終始笑顔になるんよ。
なぜか、広東語の人らはすごいとか素晴らしいを言う時には、イチバンいう単語を使うらしい。
まあそれはええとして、新大久保でも私がおらんようになった後、言葉が通じないイライラで、客とのケンカが増えたとか。
同じような弊害が起きることが予想される。
あ~らら知らないわ~っと。
ま、それは会社の問題じゃけえ、それで問題が起きるようなら、また再登板になるじゃろう。
これまでのお店はデカい店じゃったけえ、それなりにいろんな人がおり、中には私の正体を見抜いて技を教えてくれときたCちゃんみたいな人もおった。
何人か波動強化はしたんじゃけど、ほぼほぼ伝えるべき人には伝えたかな。
そういう意味で、やり残しはほとんどなかったと言える。
今後の予定として、カイアポのビジネスを立ち上げて会社勤めを完全に切らずにフェードアウトすることがある。
お店が大阪から神戸に代わることで、乗り換えは発生するものの近くなるはなる。
それで、自由時間は多少増えるんかねぇ。
正社員から準社員、準社員からパートになっていくとして、外国人の知り合いのおる神戸は、勤務地が大阪では定期券でないと途中下車できんのよ。
しかし勤務地が神戸なら、そのまま仕事帰りに行けたりする。
流れがそうなら、それに乗っかるのも手じゃ。
ともあれ、多彩な外国語の私に相応しいいうことで会社の人事が決めたこと。
新しいとこも、外国語ニーズが高まってきつつあるいうことよね。
これまで私に相応しいのは、これまでの店か心斎橋ぐらいじゃった。
しかし、心斎橋は遠い。
これまでのとこが、ギリギリ通勤圏内かな。
とにかく外国人は多くなった。
会社の利益も、半分は免税客とか。
逆にそういう危うさはあるんじゃけど、そういうニーズあってこその今回の異動。
中国人観光客のモラルのなさはともかく、それでにぎわうしかない悲しさよ。
今年の末には新居も完成。
これまでの店に、今の借家からいうスタイルが間もなく終わる。
来年からは新居から神戸の店にいう構図で、またいろんな動きがあるじゃろう。
これまでの店も、私の異動以外に総とっかえみたいな感がある。
昨年九紫転落の時期に出会うた人も、それほど突っ込んだ話はできんかった。
まあ、それでちょうどよかったんかもしれんね。