昨年公園のフェンスのとこに侵入させたヤブツルアズキ、見事に定着しました。
今年後半に完成予定の新居に、こいつらを連れて行って定着させます。
このヤブツルアズキ、昨年は大豊作を期待して公園に侵入させたんじゃけど、成育する場所とダメな場所があるんよね。
木があるとか根元が日陰とか、何かビミョーなことが影響しており、水分が深く関係しよるんよね。
ヤブツルアズキは、普通の栽培種の小豆の原種でもあります。
実を大きくしてつるを巻かないように、先人たちが何千年かかけて改良しました。
ただこのヤブツルアズキ、ちょっと心配なことがあるんよ。
地域によっては、絶滅危惧種にもなっております。
それは地方公共団体が毎年秋に行う草刈りで、実をつける前のヤブツルアズキがバッサリやられてしまいよることなんよね。
ヤブツルアズキは一年草で、10月ぐらいに実をつけるんよ。
9月に草刈りをやられると、切り株から再びつるを伸ばして実をつけることが難しくなるんよ。
全国的にも減っとるらしい。
ヤブツルアズキは小豆と遜色ない美味しさがあり、食糧に困った時にはあると助かる。
遺伝的にも貴重な小豆の原種じゃけえ、群生地を増やしておきたいんよね。
ともあれ公園の雑草を、雑草小豆で置き換えた。
在来種じゃけえ、日本の環境に影響はない。
今後も、いろんなとこに侵入させます。
外来種の雑草をブッコ抜き、そこにヤブツルアズキの群生地ができれば、自然保護にもなるんよね。