2020年夏に運行開始の117系改造の夜行快速列車、それを当て込んだ遠出をシミュレーションしてみたい。
一番上の写真が117系の原色であり、かつては京阪神地区の新快速として活躍しとった。
それは、名古屋周辺の新快速でも同じこと。
しかし、イタイ構造上の問題があった。
そ、それは、2ドア。
後の新快速が3ドアになったこともあり、2ドアでは乗降に時間かかるのと乗車位置がズレてもうて不便。
JR東海では、まだ比較的新しいのに全部廃車。
JR西日本では、岡山や和歌山湖西線などに追いやられ、近郊では使われんニートレインに。
岡山では写真2枚目に見られるように、快速サンライナーとしての活躍もあるんじゃけど、末期色に黄色く塗り潰され、それでも懸命に快速であることを訴えとる姿が痛々しい。
しかし、これも別に近郊電車として使わんかったら、問題ないんよ。
どうせ余っとるんじゃし、それを改造すればそこそこの性能もあるんで、ええ使い道なんよ。
どんな色に塗り替えられるかはお楽しみ。
いろいろシミュレーションしたのが、3枚目以降。
まあ外観は、ある意味どうでもええわ。
さて気になるのは、遠出する時にどんなふうに活用できるかなんよ。
ルートは、京阪神から山陽方面と山陰方面。
山陽方面では、下関あたりに朝早く着くんかねぇ。
そうなると、九州方面に早い時間に着けるわのう。
これまでは姫路から半日以上をつぷし、夕方に久留米辺りに着く感じ。
たけした君と会談してから、どこぞで野宿するパターン。
そんとなメチャクチャな行程は、単に私がおかしいと一言で終わらそう思うたら終わる話。
まあ行き帰りの電車では、勉強したり本書いたりしよるけえええんじゃけどね。
それが夜行快速を使うと、寝とる間に九州に着いて昼間からいろいろ見て回り、帰りも寝ながら姫路に着く感じになり、いつも電車内でやりよることができんくなるはなる。
それより、劇的なのは山陰方面のやつよね。
何が劇的か、島根県にちょっくらチョイと行けるようになるんよ。
姫路からじゃと山陰方面には鳥取には行きやすいんじゃけど、島根県が遠いんよ。
陰陽連絡経路で最速が、ズバリ伯備線。
しかし、姫路からでは朝イチの横断列車に乗れんのよ。
そうすると、米子に着くのにお昼ぐらいなってもうて、松江や出雲市なんかは夜になる。
益田や浜田なんかは遠過ぎて、逆に下関側から回った方が早いかも。
しかし、夜行快速なら朝早くに松江とか出雲市に着く。
そこらへん巡り巡ってから、帰りも夜行快速。
そうすると、いろいろ探検できるんよね。
九州は南の方まで行ったのう。
しかし、山陰は島根だけがまだ未踏。
尼子経久の島根には、一度は行ってみたい。
島根より遠方でも、北九州の方が足しげく通うとることからすれば、鹿児島本線がいかに便利で、山陰本線がいかに不便かわかる。
青春18きっぷとライナー券あるいは指定席券だけの最低限の上乗せで行けるなら、それはええかも安いかも。
できるのが、今から楽しみです。