いずれハマナスを植えるであろう場所に、まずスナップえんどうを植えます。
そのえんどうの前に、灰を撒いて準備します。
灰は木の灰で、新居の土地に生前住んどった人の使うとった火鉢に入っとったもん。
えんどう豆は、灰のミネラルで育ちます。
普通の植物には、灰を直接やるとダメなんよ。
灰はミネラルの酸化物であり、そのままではアルカリ性なんよ。
えんどう豆は、根っこから地中に酸をバラまいて土を酸化します。
その酸はえんどうには有害で、その酸が中和されんうちはえんどうが育たんようになるんよ。
えんどう豆の連作障害の理由が、この酸による自家中毒なんよ。
灰があれば、ミネラルの補給以外に土の中和ができるんよ。
ミネラルが補給されてえんどう豆の酸で中和された土地なら、他の植物が育つようになってしかも肥沃になっとるんよ。
えんどう豆の後にハマナスを植えることで、木のミネラルで低木であるハマナスには理想的な条件になるんよ。
家を建てる前に、この土地の前にあった家の中にあったもんで目ぼしいもんを住宅メーカーの人にキープしといてもらいました。
火鉢は、暖房用に使うつもりでもおります。
他にも受け継いだもんはありますんで、それらの器具で農業をさらにやっていきたいと思います。
ともあれ、来月に遅蒔きのえんどう豆を蒔きます。