前半生、毒親に翻弄された人生ではあったんじゃけど、快刀乱麻を断つで父の作品群を葬り親戚の前で吊し上げたことで解放された。
高校までの同居時代は、かなり束縛がひどかった。
しかしそこを曲げて、その上を行って言いなりにはならんかった。
被害は母ゾロからの方が大きいものの、その源は父にある。
人のやることなすこといろいろ邪魔してくれたんじゃけど、なんでそんなこと禁止するんか?って思わされることがあった。
母ゾロも、お父さんがそう言うんだからやんなきゃいいでしょうよとか言う。
終いにゃ、お父さんの言うこと聞けないなら出て行けみたいなことを言う。
ほうそれじゃあ聞くんじゃけど、わしゃそんなに人の道を外れたことをしとるんかのう?ってなった時に言い返せんのよ。
アニメを観たり、ビデオで録画したり、あとビデオカメラで撮影したりとかいうことなんよ。
これが、父にとっては極悪非道のことのように許せんのよね。
なんで他の家で当たり前のことがうちでできんのじゃ?法律禁止事項か?いろいろ聞いてもなんか要領を得ない。
とにかく、お父さんがダメだって言ってんだからダメなんだよ。
まあそんとなたわ言、初めは真に受けとったんじゃけど、無視してやっとった。
しかし、その鬱積が3年に一度ぐらい大噴火しよるんよね。
バラエティー番組を見とったら、いきなりブチ切れて乱闘騒ぎ。
高二の時と大学二年の時じゃったのう。
まあそれはさておき、父が頑なになって禁止したこと、その理由を考えても世間の常識からすればはてな?となる。
バラエティー番組を観たり録画したりして乱闘になり、父は指を骨折。
翌日の親戚全体の餅つきの会場で、プラプラの指を引っさげて私の悪逆非道を訴える。
私は親戚中から問い詰められるものの、正直に言うても信じてもらえない。
バラエティー番組観たり録画したりしただけで、父が殴りかかるなどあり得ない、他に理由があるはずとなる。
従兄弟連中は、ただならぬ事件でビックリと同時にそのケンカ騒ぎにヤジウマとして参戦してゲラ笑い。
まあこんな感じで話はこじれ、私の立場は悪化していきよる。
まああり得ないことでの乱闘、しかし父に憑いとる悪霊からすれば、私のやることは是が非でも邪魔したいことじゃった。
アニメや特撮ヒーローから、現在の波動の技の一部として波動添付で使えるもんがいろいろある。
それによって、悪霊の邪魔をかなりしのげて助かっとる。
さらに、当時のビデオ撮影が基礎になって今のYouTube動画編集なんかがある。
これも私の道を開くもんなんよね。
父の言う通りにしとったら、今頃何もできんかったいう話なんよ。
悪霊たちは私の道を塞ぐ意味で父を怒らせ、それで邪魔させとったんよね。
結局父の悪事が露見したことで、私の無実はハッキリしたんじゃけど、それまでは私は悪者として爪弾きされとったんよね。
何につけ親はさすがに大したもんで、子供のやりそうなことはようわかる。
よくぞここまで邪魔してくれるって思える見事さは、親の視点と悪霊の妨害工作の複合と見ると、毒親の害のメカニズムがようわかる。