過去世を振り返って、地上における武力での争いを考えると、大きくは敵の集団と味方の集団とに分かれており、敵となった軍勢には悪性民族が多かった。
大きくは、ゾロアスター系が多かったことがわかる。
そして私たちが勝つこともあれば、負けることもある。
平和な時代になっても、過去世の殺し殺された怨みは残り、それらが元で争いになってそれを解決すればカルマの解消になった。
例えばゾロアスター系の集団で言えるのが、非常に閉鎖的で唯物論に染まりやすいところがある。
ただ、同じゾロアスター系の中でもグラデーションがあり、話が通じるええやつもおる。
パイトロンのやつは棒にも箸にも引っかからんのじゃけど、妥協点を見出して調略できれば味方になっていくんよね。
集団全体の障りはあるとして、それとぶつかる試練いうのは大なり小なりあって、それなりにホネなんよね。
味方になるのはオルゴン系やらゼウス系で、そういう人らは仲間になることが多い。
敵であっても、ゾロにイジメられとるゼウスとか助けると、変に恩に着て何かと頼られたりもする。
ともあれ、毎回のぶつかり合いの中で、ゾロが少しずつ味方になっていく。
ただ、毎回仇役のやつはおって、そういやつらは敵味方関係なく心自体が腐っとるやつが多い感じなんよ。
心が腐っとるけえ、私を痛めつけてそのカルマで私に討ち取られる立場になり、それを怨みに思ってまた私に報復、それでまたと延々とくり返すやつもおる。
あんまり心が腐り過ぎて、地獄から出れんようになり、魂のその部分が欠け落ちて混合体になって、それがズルズルととかいう事例もある。
実家の毒親の父なんか、魂6人のうちもうオリジナルなんか2人しか残っとらんのよ。
なんだかこのカルマの法則いうもんも、ほんまええ加減にして欲しいわ。
悪さをしよるけえ懲らしめたとして、それがカルマとして残るってなんか理不尽なんよね。
転生によって、人は変化していく。
善に磨きがかかる人と、悪がひどくなる人とおる。
悪のひどさは、ある一定のとこで転生不能のペナルティがつくとはいえ、その生まれ変わりができんやつが元の生命体に憑依してとかいうのもある。
悪をしのぐために謀略も発展したんじゃけど、それってどうなん?
ともあれ、個人のレベルでのカルマ以外に、集団としてのカルマを見た時に、個人とはまた別の長いスパンで見る必要もあるんよね。