アメリカ政府機関は1日、2014会計年度(13年10月~14年9月)暫定予算の不成立を受けて一部が閉鎖された。
与野党は9月30日までの成立を目指したが、主張の溝が埋まらんかった。
政府機関の閉鎖は1996年以来、17年ぶり。
行政管理予算局(OMB)は9月30日深夜、政府機関に閉鎖計画の執行開始を指示した。
これにより、約82万人の職員が自宅待機となり、国立公園や博物館は閉鎖される見込み。
退役軍人や高齢者向け行政サービスも縮小される。
一方、政府閉鎖後も、安全保障や治安関連など緊急性が高い業務は継続される。
オバマ大統領は30日深夜、軍関係者への給与支払いを継続させる「軍支払い法」に署名した。
オバマ大統領は30日、ホワイトハウスで緊急声明を出し「政府閉鎖は経済に甚大な打撃を与える」と強調。
野党共和党に無条件での予算案通過と債務上限の引き上げを要請していた。
この債務は国債であり、その上限が引き上げられん場合、債務不履行すなわちデフォルトする危険性もある。
アメリカ国債がデフォルトすれば、それこそ世界の経済はめちゃくちゃになる。
当然日本も余波は食らうじゃろうね。
アメリカの債務は相当額になっており、デフォルトでのドル暴落の危険性は、いつも言われ続けとるんよ。
同じことは日本にも言えて、借金で国が成り立っとる状況は、いずれとんでもないことになるじゃろうね。