今年発生した台風の中で最も強い勢力となった台風30号が直撃したフィリピンで、同国赤十字は昨日、被害の大きかった中部レイテ島とサマール島で1200人以上が死亡したとの見通しを示した。
政府は被害状況の確認作業を続けている。
被災地入りしたペティラ・エネルギー相もレイテ島で数百人規模の死者が出ているとの見方を示した。
一方、国家災害対策本部は昨日夕方時点の死者は138人、被災者は約428万人と発表した。
レイテ島は停電や通信回線の切断などにより確認作業が難航。
島の漁港パロを上空からヘリコプターで視察した同相は、パロだけで数百人規模の死者が出ているとみられると述べた。
島の他の地域も視察した同相は「状況は同じだ。家屋の屋根は剥がれ、倒木とともに散乱している」と語った。
政府当局者は昨日午前、レイテ島の中心都市タクロバンで100人以上の遺体が見つかったと明らかにしている。
とにかく凄まじい被害じゃのう。
日本に来る時は多少弱まるにしても、強い台風がいくつも直撃するようになれば、日本も大変じゃ。
まだ台風を育てるエネルギーは残っとるじゃろうね。
来年も早い時期に台風1号ができるんじゃないんかねぇ。