タイ人女性が代理出産で生んだダウン症の男児の引き取りを依頼主のオーストラリア人夫婦が断ったとされる問題で、豪夫婦が10日夜、民放番組に登場した。
夫は「置き去りにしたわけではない」と反論し、男児を引き取りたいと涙ながらに語った。
夫婦がメディアのインタビューに応えるのは問題発覚後初めて。
タイ女性が代理出産した双子男女の引き渡しを拒み、警察に訴える構えを見せたため、先に渡された女児だけを連れて慌てて帰国したという。
男児のダウン症については、出産前から認識していたと認めた。
豪メディアによると、タイ女性は豪夫婦の主張に対し、「男児は絶対に渡さない」と強調。
「警察に相談したのは、代理母の仲介業者が約束された謝礼を支払わなかったためだ」と語り、金銭トラブルが問題の発端だった可能性をうかがわせた。
タイ政府は今回の問題を受け、謝礼支払いを伴う代理出産を近く違法化する方針。
多数の豪カップルがタイで代理出産を依頼中とみられ、引き渡しをめぐり混乱が広がる恐れが強まっている。
オーストラリア夫婦の言うとることはなんか変じゃのう。