六崎太朗の0ヘルツ波動

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スラバヤ発シンガポール行きのエアアジア機消息絶つ。162人搭乗、事故の可能性あり。

インドネシアのスラバヤからシンガポールに向かっていたマレーシアの格安航空エアアジア機が昨日午前、消息を絶った。

エアアジアによると、乗客155人、乗員7人が搭乗。

日本人が乗っていたとの情報はない。

現場付近は当時、積乱雲が発生しており、巻き込まれた可能性がある。

インドネシアのカラ副大統領は昨日、「事故の可能性が高い」との見方を示した。

現地運航会社エアアジアインドネシアによれば、乗員を含む搭乗者の内訳はインドネシア人155人、韓国人3人、シンガポール人、マレーシア人、フランス人、英国人が各1人。

このうちフランス人は副操縦士という。

消息を絶ったのはエアアジアQZ8501便のエアバスA320―200型機。

インドネシア運輸当局によると、午前5時36分(日本時間同7時36分)にスラバヤを出発し、約40分後の同6時18分(同8時18分)、ブリトゥン島カリマンタン島の間にあるカリマカリマタ海峡付近で交信が途絶えた。

交信が途絶える前、操縦士は悪天候を避けるため、航路の変更と、高度を3万2000フィート(約9750メートル)から3万8000フィート(約1万1600メートル)にまで上げることの許可を求めてきた。

管制当局は航路変更を許可したが、高度については、他の航空機の飛行状況などから上げることを認めなかったという。

気象地理庁によると、カリマンタン島の西部海域では当時、激しい雷雨や強風を起こす積乱雲が発生していた。

エアアジアインドネシアによれば、機体は11月中旬に定期メンテナンスを行ったばかりだった。

インドネシア救難当局や軍などは、カリマタ海峡付近を中心に航空機や船を派遣して捜索したが、夜に中断。

今日の朝、捜索活動を再開する。

インドネシア運輸当局者は、周辺諸国などから捜索支援の申し出があったものの、現時点では必要ないとの見方を示した。

無事に見つかればええんじゃけど、難しいじゃろうね。