欧州連合(EU)ユーロ圏は今日、先の財務相会合での決定通りに現行のギリシャ金融支援策を打ち切る方針。
今日は、国際通貨基金(IMF)に対する債務15億ユーロ(約2000億円)の返済期限と重なるが、ギリシャは資金繰りに窮しており、早晩デフォルト(債務不履行)に陥る可能性が高い。
緊迫したギリシャ情勢を背景に、週明けの東京市場では一時、ユーロ相場が急落し、株価も大幅下落。
欧州各国の株式市場も大きく下げて始まった。
チプラス首相が表明した7月5日の国民投票の結果次第では、ユーロ圏からの初の離脱という事態も現実味を帯びるだけに、世界の金融市場が身構えている。
チプラス政権は昨日、国内銀行の営業休止に加え、預金引き出しや送金などを制限する資本移動規制を発動。
EU欧州委員会はこの措置を承認した。
国民生活や企業活動に混乱が生じるのは必至。
問題は、このギリシャ問題がどこまで波及するかなんよね。
経済は1ヶ所で回っとるわけじゃないけえね。