農協がぐずぐずして、農地の借用の見込みが立たんけえ、今日は海岸の土地の開墾に行きました。
おととしやったとこの近くです。
おととし、そこははかばかしくありませんでした。
理由は耕すことが不十分じゃったことが挙げられる。
石ころだらけの土地で、鋤で耕そうとしたんじゃけど、とても歯が立たんかった。
今回は工事現場で使うでかいシャベルを使いました。
冬枯れなのに足の踏み場もない。
すごい草の力じゃのう。
作業にかかるのに戸惑うぐらいで、しばらく考えてもうた。
しかし、意を決してガツンガツンやり始めた。
足の踏み場もないとこを、まず地上部分をザクザクやるときれいにちぎれてゴソッととれます。
地上部分がなくなったとこをガツンガツン掘ります。
時々直径10センチ以上の石が出てきます。
やはり工事現場のスコップじゃないと、とても無理。
う~む、なるほど。
とりあえず、この調子でやっていけばええね。
春までにどんだけできるかじゃのう。
地下の根っこもすごいのう。
耕したとこには、海水をたっぷり撒きました。
春までに降る雨で塩分が洗い流され、ミネラルが補給されます。
春にはサツマイモに必要なミネラル豊富な畑の出来上がりです。
ここは5月初め頃までで植えつけ終了します。
水やりが不便で、暑くなると根づかないことでロスが大きくなります。
5月半ばに伸びた分をぶった切り、リサイクル苗にします。
その後は、収穫時まで放置します。
夏の酷しい暑さと乾燥があるじゃろうけど、雨水だけで頑張ってもらう。
草も当然生える。
ともあれ、作付け前の下準備を万全にしとけば、豊かな実りもあるじゃろう。
明日とあさってまで休みじゃけえ、できる限り開墾じゃ。
刈り取った草は、灰にして他の場所の肥料とし、ここの肥料は海水オンリー。
このケアが不便な海岸の土地は、サツマイモしか作れません。
遠いし、水やりも難しい。
春、ソッコーで作付けしてあとは自然に任せます。
年々進化する私の農業、福知山の前やんにも作付けの指示を出しました。
とりあえず、冬越しで生き残るサツマイモの茎が多くなるように頑張ります。