毒のある植物を焼き払い、その時に発生しよる毒消しの魔法力は、うちら波動強化人間の仲間内にとっては拝借できる貴重な資源。
しかしキョウチクトウの毒は強力で、その毒で自殺したり中毒死したりする例が多い。
生で燃やすと有毒ガスまで発生しよる。
また、毒は植物体だけでなく地面にも及び、伐採してからなお数年は毒が残りまくり倒す。
同じく地面に毒をまくセイタカアワダチソウなんかは、冬に駆除して春には次のもんが植えられるけえええんじゃけど、土壌汚染が深部まで及ぶキョウチクトウはヤバス!
もともとインド原産で暑いとこの植物なんじゃけど、そのわりに日本の冬にも枯れず葉も落とさずに耐える。
枝を切って地面に刺せば、そこから1本の木になるいう生命力。
広島では原爆の後、真っ先に芽吹いたいうことで、平和の象徴として植えまくり倒された。
そのことで、どんだけ地面が汚染されて街の波動が悪くなったかと思うとゾッとする。
本来、木は地面深くからミネラルを吸い上げ、豊かな落ち葉を有機物として提供してくれるもの。
しかしキョウチクトウは落ち葉も毒、枯れ枝も毒。
毒、毒、毒。
うわ~、イヤじゃ~っ。
安易な緑化で、こんなもん植えるべきじゃないのう。
活用しようにも、堆肥にもできんけえ、焼き払うて灰にしてから肥料にするしかないのう。
農地じゃないとこに植えて、そこからミネラルを吸い上げてもらい、後で切って焼くいう感じかな。
成長は早いけえ、そういう使い方ならええんかもね。
工場の敷地や公園によう植わりよる。
そういうとこなら、土地が毒されてもええわけじゃ。
成長力旺盛で、枝の数が半端なく出よるけえ、薪として使うのも1つの方法よね。
どんなとこでも育ちよるけえ、夏、乾燥がひどくて何も育たんようなとこに植えると、それなりに薪や灰として活用できよう。
そういやそんなとこあるんよ。
薪ストーブやるとして、キョウチクトウとセイタカアワダチソウを一緒に燃やすと、さらにええじゃろうねぇ。
まあ、うちらはそれこそいろいろやりようがあるんじゃけど、一般にはちょっとどうかって思わされる。
キョウチクトウの活用法、ちょっと他にも考えてみましょかね。
うちらなら、まだ何かあると思う