人口減少により、最近空き家の問題が出てきた。
あと、後継者のおらん農家。
そこで土地建物に関する意識が、昔とは変わってきとるように思うんよね。
土地建物といえば、ズバリ資産!いうことが当たり前じゃった。
大都市圏では、今でもそれはその通り。
しかし、それを獲得したことで重荷になっとる人も、最近は増えよる。
それはメンテナンスと、固定資産税。
草木の生い茂るのを整備したり、何の収入にもならんのに固定資産税だけがのしかかる。
ここにきて、その状況を活用出来そうなとこにおる私。
カイアポの連作可能を成し遂げた今、その販路が出来れば、耕作できる土地は私にとっては追い風になる。
問題は場所なんよ。
車がないけえ、移動手段は電車。
狙い目は、主要幹線の駅近くなんよ。
瀬戸内から九州にかけての、主要幹線の駅近くならば、カイアポの作付けと刈り取りの時だけ行き来するんよ。
春の青春18きっぷで作付けに行き、秋の鉄道記念の日きっぷで収穫に行くんよ。
青春18なら、距離は関係なく費用は同じ。
主要幹線いうと、まず山陽本線。
四国では高松までの瀬戸大橋線。
九州なら熊本辺りまでの鹿児島本線と、佐伯辺りまでの日豊本線。
JRの駅であれば、ド田舎の駅でもええんよ。
主要幹線でなくとも、加古川線、播但線、姫新線、赤穂線、津山線、吉備線、伯備線、福塩線、呉線、芸備線、可部線、岩徳線、山口線、宇部線、美祢線、小野田線、山陰本線の山陽本線近く。
日田彦山線の小倉近く。
若松線、筑豊ゆたか線、香椎線、筑肥線、三角線。
久大本線では久留米寄りか大分寄り。
豊肥線なら電化区間か大分寄り。
まあそんなとこじゃろね。
固定資産税を上回る収益になるんであれば、たくさん取得し、カイアポ生産。
宮崎や鹿児島もええんじゃけど、交通手段に難ありじゃ。
農地の遠隔地ネットワークができれば、それはそれで面白い。
ネットの掲示板見とれば、いずれいろいろ手に入るかもしれんのう。
これで見通しがつけば、関東の仲間内を呼び寄せて、協力し合うこともできるじゃろう。
社会情勢が変われば、変わったなりに動く。
そのことで、得られるもんもあるじゃろう。