本来救世運動をやるべきはずじゃった、カルト教団K。
動き出してすぐに、教祖のエロ堕落で失速。
さらに変質変節をくり返し、カルトに転落。
現在、おそらく2万人程度が活動会員のはず。
初期の画期的な内容が人を引きつけ、それは私の能力形成の一角を占めた。
あのまま画期的な内容が出続ければ、おそらく現在は、活動会員が100万ぐらいの団体になっとったじゃろう。
教祖が個人的に学んだことや、当たり障りないことを言い続けながら、ずっと停滞。
スキャンダルが露見して信用を失い、だいぶ弱体化しました。
今はほとぼりが冷めてきたこともあり、欠けは止まったようです。
過去に出たもんに惹かれて入る新しい人も、少ないながらおるんじゃろう。
スキャンダルに気づいた人は去り、残ったのは盲信者。
この盲信者も、盲信し続ける限り人生を破壊され続ける。
過去の盲信者も、その年数や度合いによって破壊された人生がある。
私も初期に友人から紹介されたものの、組織のあり方に失望し、組織活動に巻き込まれずに済んだ。
初期の有益情報を活用しつつ、さらなる画期的な内容を待ちに待ったんじゃけど、とうとうそれはなかった。
欠けた部分を波動測定などで調べながら、いろんな発見をした。
外郭部分を上手くすり抜けて、被害もあまりなかったと言えようか。
知り合いには、仕事を失うたり借家まみれになった人もおる。
私はかつてそうした人が熱くなっとる時に、それ以上はやめとけって言うとった。
そうした人生を破壊された人達の犠牲のもとに、教団施設は建ち並び、教祖の贅沢なエロ生活があった。
実家の虐待でメタメタじゃった私にとって、有益な情報とそれに基づく努力による人生再建こそが悲願じゃったけえ、教団の活動などどうでもよく、教団が裏側として忌み嫌う気功などの修行を続けた。
教団ができた頃と、私が修行を始めた頃がほぼ同時期なんよね。
バブルの前の、何もかもが生き生きとして希望があった時期じゃった。
世紀末の不安もあったんじゃけど、やがて来るはずの明るい未来に希望を馳せつつ、私はひどかった自身の損傷を回復させようと動き出した。
この30年は、日本の経済にとっても、カルト教団Kに関わった者にとっても、失われた30年になってしもうた。
しかし、私は修行に集中できたことで、見違える状況になった。
未来に希望のない人は多いじゃろうし、カルト教団Kで人生を破壊された人にはなおさらのこと。
取り組んだ内容の違いが、ここ30年の変化の違いを分けた。
皮肉と言やあ皮肉なんじゃけど、現実世界の法則通りでもあるんよ。
いろんな材料がある中で、それをどう選びどう取り組むかによって、状況は変わるんよ。
現在残る盲信者は、さらなる人生の破壊と運命の暗転が待つことじゃろう。