カイアポ事業は、私だけでなくたけした君や他の面々をも巻き込んだ、新たな収益体制になると思うております。
今のところ、その生産販売に加われそうなのは、たけした君以外ではオルゴンMと前やん、あとは福山のKさんとぐらいなんよ。
気候条件は、福知山の前やんが若干不利なものの、概ね私とたけした君と前やんが主力産地になるんよね。
たけした君のとこは、親のゼウパイの老害がひどく、新規事業には手が出せん状況が続いておった。
しかし、彼の努力がジワジワ伝わる形でだいぶ軟化。
親も弱ってきとるけえ、今後は自由が効きそうじゃ。
私は私で、最初食糧自給率向上を目指して始めた農業が、いつの間にか商品価値の高い作物の作付けいう方針に転換し、カイアポの連作可能のデータまで確立させた。
前やんも、ごちゃごちゃわめきながら、私のカイアポ連作技術を会得。
ええ感じです。
原発事故で、食糧自給率向上の危機感にかられ、豆やサツマイモからスタートしたんじゃけど、あの時は守護霊たちも相当危機感を煽った。
結果今なんじゃけど、それはそれでこういう方向性に導くための方便じゃったいうことなんよね。
さて、今年後半には温室つきの自宅も完成する。
それで、私の方はカイアポの冬越しシステムが完成する。
さて、たけした君の方はと言うと、こちらはイチゴとお米を作りよる。
その既存インフラを転用する形をシミュレーションしてみよか。
田んぼの半分をツブシて畑とし、そこにカイアポを植えます。
そんでイチゴ用のビニールハウスの一つもしくは半分ぐらいを、カイアポの冬越し用のもんにします。
冬の間はイチゴをこれまで通りにやり、途中でイチゴが欠けてきた場所をカイアポ苗の生産に振り向け、苗を4~5月に売りまくる。
イチゴはだいたい3月ぐらいまでがピーク。
そこから少しづつカイアポにシフトして、苗の時期を過ぎたら田植えとカイアポの定植に入る。
そんで、それが終わったらイチゴの苗作り。
秋に稲刈りとカイアポの収穫が終わったら、イチゴの収穫にかかると。
イモとしてのカイアポは、収穫してからしばらくは保存可能じゃけえ、イチゴと合わせて売れるわのう。
課題としては、収穫時期か重なる秋の問題と、灰の確保なんよ。
そんで、収益が確保できるようなら、徐々にカイアポの比率を上げていき、シフトしていくと。
そういう既存の収益とコラボさせての効率化なんよ。
どうかのう?
あとは、たけした君に悩んでもらうしかない。