しわをなるべく狭い範囲に集めて、それがどれほどひどくても構わない。
どのみちそのしわは切り捨てるんで、後には残らない。
そのつもりで、捨てても惜しくないとこに寄せる。
青春18きっぷによる長時間旅行、そこで執筆などの仕事を持ち込むとする。
そこでは、どんだけカッコ悪くてもええんよ。
笑いものになろうと構わんのよ。
旅先では、私がどこの誰かなどわからんのよ。
旅の恥はかき捨てとか言う。
パンやおにぎりを食べながらの執筆でも、別にええのよ。
女子高生が、何あの人とか言うておろうと構わん。
最大限のクオリティを出すにあたり、その場が荒れようと構わん。
ともあれ、移動で退屈な時間にしわ寄せしてそのいずれ消え去る時間と共に、そのしわはなくなり実績だけが残る。
実際に春の旅行で書いたものが、いくつかある。
そこでの疲れも、波動の技で邪気抜きして邪気は捨ててなくなる。
こういう感じで、マイナスを狭い範囲に集めてプラスのもんだけ拾う。
こういうことをすることで、時と共に状況は変わる。