だいぶ改善したんじゃけど、サラリーマン時代にだいぶ物忘れが出始めたんよね。
古い知り合いの、名前が出て来んのよ。
顔はわかっても、あの人の名前なんじゃったかいうのがあった。
結局、それは脳の使用領域の関係であり、外国語を勉強しまくっとったんでボケはないじゃろうって思うとった。
しかし、同じようなことをやっとると、脳は最短ルートを計算して消耗を抑えるような思考パターンを設定する。
そのことで、使わん領域が退化していくんよね。
その対抗策としては、普段使わん領域を使うことで、機能回復することなんよ。
絵やビジュアルをじっくり見るとか、大きな字を音読するとか。
まあ、そういうリハビリよね。
それでだいぶ回復できて、出て来んかった人らの名前が出て来るようになった。
この名前のことはボケの指標にもなるんで、あやしくなってきたら、機能回復させた方がええわ。
それでまた、新たなええアイテムをゲットした。
昔懐かしの、ルービックキューブなんよ。
廃品回収で、ゲットした。
これね、小学校の時に流行って、結局攻略できんかった。
そうそう、それでええんよ。
攻略できるようなら、脳のトレーニングにはならんのよ。
三列のうち上二列を揃えるとこまでは、なんとかできとった。
しかし、それも40年ぐらい前のことなんで、しばらくぶりにやってみると前のようにできんのよ。
なるほど、忘れとるのう。
しかし、しばらくガチャガチャやっとると、昔のようにまではできるようになった。
なるほど、結構苦労するもんよね。
外国語を何カ国語かやるのも本を書くのも、それなりに大変なことではあるものの、しかしパターン化されればそれはそんなに大変でもなくなる。
仕事量が捌けることも、そうしたことの積み重ね。
しかし、背景に脳の機能低下のリスクを考えておかにゃまずい。
そうした意味で、パターン化されたもんを崩して機能回復を図る意味で、ルービックキューブはええとこに出て来てくれた。
最近劣化が進むアスペルガーのYさんの機能回復と、アスペルガーの改善にも応用できるかもしれんねぇ。
ともあれ、ありがたいのう。