オランダで今、農地を削減しよういう国の方針と、それに反発する農家との間で揉めとるんよね。
どゆことか。
結局、窒素排出量を削減しようとしとるんよね。
そもそも、オランダは農業大国。
日本の半分ぐらいの面積の農地で、それでも世界で有数の生産量なんよ。
輸出額は、アメリカに次いで世界第二位なんよ。
その理由は、その肥料の使用量にあるんよね。
それで、その肥料いうのは化成肥料で、問題なのは窒素肥料なんよね。
ハーバー・ボッシュ法の発明によって、水素と窒素からアンモニアが合成できるようになったんよね。
それで、そのアンモニアからは窒素肥料が作られるんじゃけど、その過剰な投入により亜酸化窒素が出るんよ。
それで温暖化に拍車がかかるいうことで、しかも二酸化炭素なんか比にならんぐらいのヤバいガス。
それで、その農業を縮小しよういうもんなんよ。
ただ、これまでずっと同じやり方でやってきた農家からすれば死活問題なんよね。
これまで許されとったもんが、どういうこっちゃってなるわのう。
まあしかし、そのやり方もちょっとそろそろ変えた方がええようにも思うんよ。
亜酸化窒素が。あんまり出んようにする方法に切り替えるべきなんよね。
そもそもが、日本の半分ぐらいの面積の農地で、日本の10倍以上の農産物を輸出しとるその数字をタタキ出しとること自体が、ある意味異常なんよね。
私の農業は灰と窒素固定によるもんで、市販の肥料は買うたことがない。
肥料も高騰しとるけえ、見直すええ機会なんかもしれんのよ。
窒素固定なら自然な肥やし方であり、副産物として窒素固定作物がとれる。
一般作物と窒素固定作物との組み合わせで、無理のないやり方で新たな方法を構築していくべきなんじゃないんかねぇ。
オランダは、ただでさえ土地が海よりも低いとこが多く、さらにそれを農地としてかなり無理な使い方しとるような印象なんよね。
無理なくできる方法を模索するようにって言いたいんじゃけど、限られた環境では厳しいんかもね。
私のやり方は届かんとは思うんじゃけど、ある程度役に立つとは思うんよ。
YouTubeでも、とりあえずオランダと亜酸化窒素を取り上げて動画作ってみようか。