脱サラしてカイアポで商売しようと思うたものの、知名度の無さで苦戦することになった。
さりとて誰でも知っとる作物では、価格の問題とかで安い外国産に敵わんじゃろう。
知り合いのイチゴ農家にしても、市販より高い値段設定でやっており、それがいつまで続くやら。
カイアポは希少品種いうことで、その連作技術を確立させてみたものの、知名度的に厳しかった。
脱サラしたことでいろいろできて、YouTubeとかの技術を学んで宣伝になるかと思いきや、そうでもなかった。
チャンネル登録者こそ増えとるものの、その収益化もまだなんよね。
県庁主催の農イノベーション兵庫でも、ほとんど役に立たんのよ。
香寺ハーブガーデンとつながったものの、それだけでは暮らしていけんのよ。
一体、何をやったら正解なんじゃろうね?
ていうか、まあできることを積み上げて臨界点を突破するしかないんよね。
YouTubeも、このまま頑張ることで収益化になるじゃろう。
登録者がかなり多くなれば、その宣伝効果も出るじゃろう。
それまでやるしかないか。
何やっても厳しいのは確かじゃけど、やり続けて厚みができて安定したもんがあれば、何とかなるじゃろう。
単に生産するだけじゃなく、独自技術を発信していけとれば、日本の農業が壊滅した時に注文されるじゃろう。
とにかく、頑張るしかないのう。