アメリカ政府機関の閉鎖解除の見通しが立たない中、オバマ政権は10月半ばに期限が迫る連邦債務上限引き上げ問題の解決に焦りを募らせとる。
与野党の対立が続けば、史上初のデフォルト(債務不履行)に陥るのは必至。
このため、オバマ大統領は3日、間近に控えていたアジア歴訪を断念、新たな危機の回避に専念する方針。
米財務省は3日、「デフォルトが発生すれば、リーマン・ショック以上の金融危機が起こり得る」と警告。
ドルが急落し、世界経済に負の連鎖が広がるなどのシナリオを示し、早期解決を訴えた。
債務上限の引き上げについて、大統領や与党民主党は「議会が過去に認めた支払いをするためだ」と主張し、野党共和党に無条件の引き上げを求めている。
また、2011年夏の引き上げ問題の際は、与野党の交渉自体が先行き不透明感を与え、金融市場を混乱させたとして、駆け引きには一切応じない姿勢を示している。
理由はともあれデフォルトすると超円高と超株安になる。
そこを狙うて株式を買い拾うのも手かも。
アメリカ政府、有効な手を打てるのか?